家族が楽しみにしていた辛子明太子を開けると
家族の好きなものをお取り寄せで買えるのがネットショッピングのいいところですね。
地元では買えない遠くのものでも、現地まで行かなくても送料払えば届けてもらえます。
私は59歳女性、専業主婦です。
何年か前にネットショップで辛子明太子を買った時のことを話します。
それは、確か7月でした。
家族が好きな辛子明太子、普段買ってるのと違うショップで買ってみようと思いました。
今まで買ったことがないお店で買ったら、もしかして、こちらの方がおいしいかも?
食べ慣れた味ばかりじゃなく、違う味も食べてみた方がいいんじゃない?
と、家族が大好きな辛子明太子のショップのサイトを見ていました。
そのショップのページには、無着色とか化学調味料無添加とか書かれていて、惹かれるものがありました。
全国区の超有名ショップではなく、地元でコツコツやってきた店舗が初通販出店とのことでした。
手仕事でするから、大企業の工場生産のものとの違いなど、講釈がいっぱい書かれていました。
それはそれは美味しそうに思い、信じてしまいました。
生物だけど冷凍便で送るとのことで、真夏の暑さでも大丈夫と疑いもせずに注文しました。
さて、届いた辛子明太子を、冷蔵庫で解凍し、夕飯で食べようと開封したら…。
すごい臭いなんです。
傷んでて食べられません。
辛子明太子や鱈子はスーパーで売ってるものでも、生産地から冷凍されて運ばれてるので、私が買ったものだけが特別違うわけではないはずです。
まるで暑さの中に放置されてたように思えました。
その時私は、大手ではないので、辛子明太子作りの技術はあっても、通販の経験が浅くてうまく冷凍もできてなかったんじゃないか。
出荷前にすでに傷んでたのではないか。
そもそも、夏に生物の通販は間違いだったんだろうか。
などと反省しました。
それなりの値段もしたので、ざんねんでなりませんでした。
我が家にとっては、いつものより高級明太子でしたから。
それでも、一応ショップに報告はするべきだと思いました。
クレームというのではなく、このような状態で届くことを報告しないといけないと。
レビューを書くという方法もあるけど、それよりもやはり直接報告した方がフェアです。
メールで報告しました。
生産者直販だったので、報告は生産者の社員が読んだと思います。
「非常に悪臭がして傷んでるようで食べられない」と言う意味のことを書きました。
すると
「それは明太子の匂いです」という返事でした。
「臭い」ではなく「匂い」という漢字まで使われていました。
地元スーパーで買ったわけじゃないから、すぐに持っていくわけにいきません。
でも、辛子明太子は普段から食べてるので、それが明太子のにおいじゃないことはわかります。
悪臭が強くて、家に置いておくこともできない状態だったので、すぐに捨ててしまいました。
食品を購入する際はレビューの確認を
すると2度目のメールが来て
「その明太子を送り返して欲しい」と。
そして、明太子生産の愛情をたっぷり語ったメールでした。
「捨ててしまったので送り返せません。
返金等はいらないです。
これは私の勉強代だと思うことにします」
と返信したら
「捨ててしまったんですか!」
と、悲しそうなお返事がきました。
もう、そういうメールしか書けないのね。
と、本当にこの明太子屋と関わったことが、間違いだと後悔しました。
その後しばらくトラウマで、通販で食品(特に生物)を買うことができませんでした。
ショップだけの問題ではなく配送業者の問題もあったかもしれません。
今は、失敗をしないように、購入決定する前に必ずレビューをチェックしています。
配送状態も書かれてることもあるので参考になります。
レビューの少ないものは買いません。
褒めてる購入者のレビューに、写真があるとより信用します。
食品の場合、味の好みは人それぞれですけど、美味しいという人が多い商品は、配送状態も良いからでしょうね。
そしてお店の対応も良いから、好評価が書かれてると思います。
コメントを残す