室内園芸用の植物育成LEDライトの購入でサイズを間違える失敗を

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サイズを詳しく調べず買ってしまったLEDライト

私は現在41歳になる男性会社員。

数年前に引越してきたマンションは日照条件に恵まれず、日中でも日が射すのは僅か2時間程度。
引越し前から趣味として育てていたファレノプシスやミニカトレヤといった洋ランが数鉢あったのですが、出窓に置いていても十分な日照が届かず成長も滞りがち。

花つきもぐんと悪くなってしまっていました。

そこで注目したのが日陰や室内でも十分な日照代わりとなってくれる、植物育成用のLEDライトでした。

ネットや通販ポータルサイトを調べると、意外と種類も豊富。

一般のライティングデスクに置くスタンド照明の様なタイプから、クリップで壁面の突起に挟んで固定し利用するタイプまであり、また室内の雰囲気を損ねない色合いのライトもある等、最初は選び甲斐の良さだけを感じていたものです。

少し悩んだ末にチョイスしたのは高さ40センチ程のスタンド照明タイプ。

後から考えてみれば選択ミスだったのですが、育てている株の大きさもそれ程大きなものでは無く、また鉢の数も限られる事から、この程度のサイズで十分だと思ってしまったのです。

注文し待ちわびていたところ、注文の品が届いたのはそれから約5日後の事。

パッケージから取り出した実機が意外とこじんまりとしており、このサイズで果たして大丈夫だろうか、という不安が頭をよぎったのは確かでした。

実際セッティングを行い、ライト照射が必要となる鉢を置いてみると、その不安が現実のものとなってしまいました。

高さこそバッチリと思い購入したスタンドの高さが思ったよりも全然足りず、その下に置いた株の葉の頂部が完全にライトに接触してしまうのです。

一応ライト部分のネック部分は自由に曲げられる様になっていたものの、どんなにライトの位置を上にずらしても葉の先端とのスパンが僅か2センチ程度にしかなりません。

これではいざライトを照射した際、ライトが発する熱で近接した葉の部分が黒く日焼けしてしまうに違いありません。

せっかく購入したのにこのまま無駄に終わらせたくは無いと、台座を噛ませて高さを何とか調整したのですが、無理にポジションを高くし過ぎると、今度はライトの照射力が足りなくなってしまい、洋ラン達が上手く育たない可能性が出てきます。

悩んだ末、結局この植物育成用LEDライトはもっと背の低いミニ観葉植物や多肉植物用に転用する事にし、目の前の洋ラン用には高さを自由に調整出来、なおかつ照射力も強いクリップタイプのLEDライトを別途買い直す羽目になってしまいました。

次に届いたライトはさすがに強力な大型LEDライトを備えているだけあって造りもより丈夫となり、クリップの力も強く信頼の置ける品。

クリップを挟み込む木製の柱をホームセンターから別途購入し、これを出窓の隅に立て、改めてクリップタイプのライトをそこに挟んで固定した結果、ようやく十分な距離でもって安定したライト照射が出来る様になったのです。

買う前にまずは寸法を測るべき

現在、日照不足にもかかわらず随分と花付きが良くなった洋ラン達のコンディションを見るにつけ、なんで最初からこのタイプの植物育成LEDライトをチョイスしなかったのか、と反省しています。

最初に購入したスタンドタイプは用途も特殊ですから、一般のスタンド照明よりもはるかに高い8,000円以上の余計な出費は、勿体無いとしか言いようがありません。

買い替えたクリップタイプも1万円程度しましたから、もうちょっと冷静になって寸法を測り、最適なタイプを購入して出費を抑える方法はあった筈です。

園芸好きの人でもこの様なアイテムにまで積極的に手を出す人はあまりいないと思いますが、もし購入される場合は自分が育てておりライト照射が必要となる植物の寸法を鉢の高さ込みでしっかりと測定し、またインテリアの構造もしっかり頭に入れた上で検討された方が良いと思います。

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