タオバオやアリババから輸入する際の代行会社4つの比較ポイント

オススメの代行会社

自分に合った代行会社の選び方

 

どの中国輸入代行会社がオススメですか?

 

このような質問を多くいただきます。

 

中国輸入代行会社はたくさんありますが中にはボッタクリと思えるほど価格が高い会社もあれば本当に運営しているのか疑わしいくらい返事が遅い会社もあります。

 

その一方で返事が非常に早く、価格も安い優良な代行会社も存在します。

 

このように非常にいい中国輸入代行会社もあれば地雷のように使ってはいけない中国輸入代行会社もあるので、やはり地雷のところには当たりたくないというのが本音ですよね。

 

どこの代行会社が地雷なのか

どこの代行会社が優良なのか

 

それについて今回はお伝えしていきます。

 

1)中国輸入代行会社はそれぞれどう違うのか?

 

代行会社はいくつもある、と言われてもまだ代行会社を使ったことがない方や初心者の方はどう違うのか分かりにくいかと思います。

 

まずはそれぞれの代行会社の違いについて解説します。

 

●代行会社の違いと特徴

 

代行会社のサービスは基本的にはタオバオやアリババというような中国のお店から商品を代わりに買い付けてくれて商品を検品して、日本に送ってくれます。

 

タオバオやアリババは日本へ直送してくれないお店が多いので、商品を購入しようと思ったら代行会社のような仲介をしてくれるサービスが必要となります。

 

中国から商品を仕入れようと思ったら代行会社は必須と言える存在となります。

 

代行会社はたくさんの数があります。会社によってサービス内容が異なってきますが、基本的に1番見るべきポイントは3つのみとなります。

 

それは「為替レート、代行手数料、国際送料」です。

 

この3つが基本料金を決めていますので、まずはここを見て適正価格かどうかを判断していきます。

 

ここで問題なければ、他のサービス等を見て利用するかどうかの判断をしていけばいいという事になります。

 

サービスが良くても安すぎる、高すぎるでは後々トラブルが発生する可能性があります。安いのであれば問題ないと思われる方もいるかもしれませんが、見た目では安く見えても他の部分で大きくお金をとっている代行会社もあります。

 

分かりやすい場所を安くして他の部分で高くとるような「おとり価格」を提示している代行会社もあります。

 

他にも違う商品が届いたりすることも多々起こることがありますので安い代行会社というのは注意が必要です。

 

特に最初のうちにはそのような事が起こっても気づきにくくなってしまいますので適正価格で提示している信頼できる代行会社を選んでいきましょう。

 

●為替レート

 

代行会社への支払いは基本的に日本円で支払います。

 

ですが、タオバオやアリババでは商品を購入するのに日本円ではなく中国元で購入することになりますので代行会社の方で両替をする必要があります。

 

その為、両替をする際に両替手数料が発生します。

 

その両替手数料というのが「為替レート」という部分になります。

 

平均的には「+0.5円 〜 +1.0円」となります。
この範囲内の代行会社であれば適正価格と言えます。

 

例えば、1元が20円となっていると、この為替レートを入れることで1元20.5円で計算することになります。
(金額は分かりやすくする為に仮定の数字としております)

 

100元の買い付けをする場合は以下のような計算になります。
(為替レートが+0.5円の場合)

 

20.5円 × 100 = 2050円

 

為替レートは商品代金だけでなく、手数料などにも適用されますので全体にかかった中国元に対して、この為替レートが発生すると考えておいてください。

 

●代行手数料

 

代行手数料とは、商品を代わりに購入して日本へ発送するなど代行業務の全体にかかる手間暇の手数料となります。

 

平均的には「商品代金の7%〜15%」となります。
この範囲内の代行会社であれば適正価格と言えます。

 

代行手数料は商品の購入金額で計算されます。

 

例えば、代行手数料が10%の代行会社に1万円の商品の購入を依頼する場合の計算は以下になります。
(分かりやすくする為に日本円で計算しています)

 

1万円 × 10% = 1000円

 

代行手数料は1000円となります。

 

ただし、購入金額が少ない場合は購入金額の%ではなく固定の料金が発生する代行会社もありますので少量での注文をする場合はご注意ください。

 

少量での買い付けの場合は商品代金より代行手数料の方が高くなってしまう、ということもあります。

 

また、買い付け依頼の金額によっても手数料が変動することもありますので、依頼をする際は事前に確認をすることをオススメします。

 

●国際送料

 

国際送料は代行会社によって大きく違いが発生します。

 

その理由は大きく分けて2つあります。

 

理由1:利用する配送業者の違い

 

日本でも郵便局、佐川、クロネコヤマト、西濃運輸など色々な配送業者がありますが、それぞれに配送料金は違います。

 

それと同じで中国から日本へ送る際に利用する配送業者も様々あり、その代行会社が使っている配送業者によって料金は大きく変わってきます。

 

利用する配送業者によっては2倍以上の差が出る配送業者もあります。ただ、配送業者は代行会社が契約している配送業者しか利用出来ない為、依頼者側が配送業者を指定することはほぼ出来ません。

 

代行会社が複数の配送業者と契約していることもあります。
その場合はある程度は選ぶことは出来ます。

配送料金に関しては代行会社のホームページに詳細が掲載されているので、それを見て確認しましょう。

 

理由2:契約運賃の違い

 

基本的に送料は契約内容で大きく変わってきます。

 

その会社が多くの数を発送すればするほど安くなります。
これは日本の各配送業者との契約でも同じです。

 

代行会社から発送される数量が多ければ多いほど料金は安くなる、ということです。
これはあなたが利用する配送だけでなく、他の利用者も合わせた全体の配送数量です。

 

ですので、その代行会社に多くの方が利用していればいるほど契約料金が安くなるので利用者が多ければ多いほど安い料金で配送することが可能になります。

 

ただ、大手であればいいのかと言うとそうではなく、小さい代行会社でも交渉力で安い配送料金を獲得している代行会社もあります。

 

また、小さくても利用者が多い代行会社もありますのでホームページ等の見た目だけで判断は出来ないので料金をしっかりと見た方がいいです。

 

以上の理由から国際送料の違いが発生します。

 

この2つの違いでベースとなる料金が変わってきます。

 

あとは送る荷物の重量によって料金が変わってきますので少ない、軽い荷物を送ればkg辺りの料金は高くなり、多く、重たい荷物を送ればkg辺りの料金は安くなります。

 

重量辺りの料金設定は代行会社によって大きく変わってきますが、大体30kgを超えると少しずつ安くなっていきます。

 

これは1箱辺りの重さではなく、全体の重量での計算となります。

 

重量の計算でよく勘違いされることがあります。
代行会社側も説明不足なので勘違いされても仕方ない部分ですが国際送料は「重さ」だけではなく「大きさ」も計算されます。

 

国際送料は「重さ」と「大きさ」の2つの計算方法があり2つを計算してみて送料が高くなる方が適用されます。

 

重さは「実重量」、大きさは「容積重量」と呼ばれます。

 

容積重量の計算方法は以下となります。

 

容積重量(kg) = 縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 6000(cm3/kg)

 

例えばこのサイズの商品を仕入れようとします。

縦30cm × 横10cm × 高さ10cm

 

この商品を仕入れると容積重量は1商品辺り「0.5kg」となります。

 

重量が0.3kgの商品でも、容積重量の方が重たくなりますのでこの商品の場合は容積重量の方で国際送料が計算されます。

 

代行会社によっては実重量のみで計算をする代行会社もありますので、大きくて軽い荷物を扱う方はそのような代行会社を探してみた方がいいかもしれません。

 

国際送料は配送する重量でkg辺りの料金が変わってきますので平均的な金額を出すのは難しくなりますが、「kg辺り25元」程度が目安になります。

 

数kg程度では送料は高くなってしまいます。
最初は少量での発注をしようと考えがちですが、商品代金よりも高くなってしまうことがありますので、ご注意ください。

 

 

2)良い中国輸入代行会社を見分ける4つのポイント

 

まず覚えておいていただきたいのは、万人にとってオススメな中国輸入代行会社というのは存在しません。

 

どういうことかと言うと、利用する方のニーズによって選ぶべき代行会社が変わってくるという事になります。

 

例えば、価格をとにかく安くしたい!という場合は価格重視になりますが、その分サービスの質が落ちてしまいます。

 

価格が安いという事はその分、どこか別の場所にコスト削減の理由があるわけですよね。

 

価格は普通でいいから、とにかく早く対応してほしい!

分からないことが多いから細かい部分まで親切に対応してほしい!

 

という場合は価格は最安値ではなくなりますが商品の発注から到着までが早かったり、検品や確認が細かく親切で安心して使えるということもあります。

 

あなたがどういうポイントを重視して探しているのか?

 

ここがハッキリしていないと、あなたにとって「良い中国輸入代行会社」という「良い」の部分が分からないので本当にあなたにとって良いのかどうかが分からなくなってしまいます。

 

では、中国輸入代行会社を選ぶ際にどのようなポイントがあるのか解説していきます。

 

  1. 価格
  2. 対応の速さ
  3. サービス内容
  4. 細かいサポート

 

以上のようなポイントがあります。

 

ではポイントについてそれぞれ順番に解説していきます。

 

1:価格

ここはそのまま価格が安さがポイントになるということです。

 

価格と一口に言っても様々あります。

  • 為替レートが安い
  • 国際送料が安い
  • 代行手数料が安い
  • オプションサービスが安い

 

注意していただきたいのは、どれか1つだけの価格だけを見て判断をしないということです。

 

例えば、為替レートが非常に安い代行会社があったとします。

 

他の代行会社に比べて頭一つ抜けていると言って他の箇所を調べないで依頼をしてみたら国際送料が非常に高くなっていて、結果的に割高になってしまった。

 

という話しはよく聞きます。

 

見せ方がうまい中国輸入代行会社はどこか1つが安い場合があっても他の価格は高くなっているということがあります。

 

計算が面倒かもしれませんが、一部分が安くなっていても他の部分もしっかりと確認して総合的に安い代行会社かどうか確認をしてみてください。

 

2:対応の速さ

対応が早いか遅いかというのも非常に重要なポイントになります。

 

通常の依頼であれば発注や入金の確認が早くとれるので商品到着のタイミングが早くなったりして仕事がスムーズに進むというメリットがあります。

 

これはビジネスを行う上で非常に大きなメリットになるのですがそれ以上に大事なことのメリットがあります。

 

それは「トラブル発生時」です。

 

例えば、買い付けた商品がタオバオ、アリババで表示されていた商品と全く違っていた、色や数が違うといったことはよくあります。

 

その時にすぐにこちら側に連絡をしてくれることで確認がとれますし交換、返品をする際も短時間で行えるので商品到着が早くなります。

 

また、貿易ビジネスをやっていて1番急を要するのが税関対応です。

 

インボイスがない場合や証明書を発行してほしいと言われて税関で止まってしまった場合、発送元の代行会社に書類の発行を依頼する必要があります。

 

その際にすぐに対応をしてくれないと税関で長時間止まってしまい荷物の到着が遅れてしまいます。

 

万が一インボイスが間違っている等があると到着がどんどん遅れてしまいますので、いかに早く対応してもらえるかが非常に重要になってきます。

 

対応の速さはトラブルが広がるのを防ぎますので通常のビジネスにとって安心出来るというのはもちろんリスクヘッジとしても重要視した方がいいポイントになります。

 

3:サービス内容

 

中国輸入代行会社は会社毎にそれぞれ色んなサービスを展開しています。

 

例えばAmazonのFBA倉庫へ直送してくれるものやOEMのサポート、モデル撮影や中国現地でのアテンドもしてくれる代行会社も存在します。

 

中でも重要だと感じているサービスがあります。

 

それは「開梱検品」です。

 

商品の数や色、簡単なセット内容を確認してくれる「簡易検品」をしてくれる代行会社は多く存在しますがそれだけでは細かいチェックが出来ません。

 

例えば工具や電化製品のような、いくつかのパーツが合わさってセット商品になっているものは多いですよね。

 

特に細かい商品の場合は外から見ても分からない場合がありますので、開梱検品をすることで確実な検品を行うことが出来ます。

 

開梱検品は料金が発生してしまいますが、セット数不足などで商品が不良となってしまい、販売が出来なくなればそれ以上の損失に繋がることもありますので細かい商品を扱っている方はこのようなサービスを利用した方がいいです。

 

あなたのビジネスをサポートするサービスがあるかどうかを利用する前に確認することで、最初は使わなかったとしても慣れてきた頃に必要となりますので、将来のことを考えてサービスを確認してみてください。

 

4:細かいサポート

 

これまでの3つはホームページ等で確認が出来る内容ですがいい代行会社はここが優れていることがあります。

 

例えば、薬事法や食品衛生法などが理由で輸入に注意した方がいい商品を間違って発注してしまったとします。

 

普通であれば、そのまま配送されてしまいますが管理がしっかりしている代行会社であれば買い付けをする前に本当に買い付けをするかどうか確認をしてくれます。

 

法律により仕入れが出来ない、もしくは通関をするのに許可が必要だったり手続きが必要などで通関しづらい商品の場合は日本に到着しないこともあるからです。

 

他にも、買い付け内容に提案をしてくれたりダンボールをいいものに変えてくれる、緩衝材を丁寧に入れてくれて商品が壊れないようにしてくれる事があります。

 

商品を大量に買う方であれば価格交渉をしてくれる代行会社もありますので、手数料などが少し高くても総額でかなり安くなるということもあります。

 

商品の買い付け以外にも、表からは見えないサービスをしてくれる代行会社もあります。

 

料金やサービス面だけでは見えませんが、本当に良い代行会社というのはお客様の事を考えて丁寧に対応をしてくれる代行会社だと思っています。

 

そのような代行会社は多くの方が紹介をしていたり評判が良い傾向にありますので、口コミなども見て判断してみてもいいかもしれません。

 

以上の4点を確認していただき、あなたに合った代行会社を探してみてください。

 

もし、どの代行会社にしようか迷った場合はタオバオ比較でもオススメの代行会社を紹介しておりますので参考にしてみてください。

 

オススメの代行会社一覧

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